西京漬けの歴史
西京漬けの起源は、平安時代にまでさかのぼります。
当時、冷凍技術がない中で食材を長持ちさせるために、
味噌漬けや粕漬けにする保存法が確立されていたと言われています。
海から遠い京都において、旬の魚の保存性を高めさらに美味しく食すため、
京都で生まれた米麹を多く使った白味噌に漬け込んだことが、西京漬けの始まりです。
日本、とりわけ京都の食文化が注目される存在に
現代においては、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことを受け、
日本の食文化全体が世界的な注目を集めています。
とりわけ京都は、食の都としてその存在感を高めています。
西京漬けは、京都の食文化を体現する料理として、
国内外の多くの人々に親しまれており、上品な味わいと奥深い香りで、
今もなお、広く愛され続けています。
西京漬けのかなめ 旬の魚と西京味噌
西京漬けは、旬の魚を白味噌と調味料を合わせた漬け床に、
じっくり漬け込むことで作られます。
使用する魚は、その季節ごとの最も脂の乗った、味わい深いものを厳選。
西京漬けの味の決め手である「西京味噌」は、上品な甘みと深いコクを備え、
魚の繊細な味わいをやさしく引き立ててくれます。
栄寿庵で西京漬けを
京の風土が育んだ、歴史のある西京漬け。
そこには先人たちの知恵と、食材をさらにおいしくという思いが込められています。
当店では、そんな京の伝統の味を、やさしい趣そのままに皆さまにお届けいたします。
お土産用西京漬けは、店頭にて好評販売中。
じっくり焼いた西京漬けを急速冷凍していますので、
レンジで温めるだけで本格西京焼きがお召し上がり頂けます。